Excelを使ううえで最も基本となるのが、四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)です。
セル同士の計算から、数値の組み合わせ、関数との併用まで、あらゆる場面で活躍します。
この記事では、Excelでの四則演算の基本的な書き方と、実務でのよくある使い方をわかりやすく解説します。
四則演算とは?
Excelでは、次のような記号を使って基本的な計算ができます:
演算 | 記号 | 説明 | 例 | 結果 |
---|---|---|---|---|
足し算 | + | 加算 | =2+3 | 5 |
引き算 | - | 減算 | =5-2 | 3 |
掛け算 | * | 乗算(かけ算) | =4*3 | 12 |
割り算 | / | 除算(わり算) | =10/2 | 5 |
セル同士の計算
Excelではセル参照を使って計算できます。
例:A1が10、B1が5の場合
=A1+B1 → 15
=A1-B1 → 5
=A1*B1 → 50
=A1/B1 → 2
数式の優先順位(かっこを使う)
数式では「掛け算・割り算」が「足し算・引き算」よりも優先されます。
例:
=2+3*4 → 14(3*4=12、2+12)
=(2+3)*4 → 20
→ 必要に応じて「( )」で順序をコントロールしましょう。
実務でのよくある活用例
1. 合計金額の計算(単価×数量)
=B2*C2
2. 利益計算(売上−原価)
=D2-E2
3. 割合や増減の計算
=(新−旧)/旧
→ 増加率、割引率の計算に便利
4. 税込み価格の計算
=価格*1.1
→ 10%の消費税を加えた金額
注意点
- 0で割ると
#DIV/0!
エラーになる(IF関数やIFERRORで対処可能) - 計算対象が空白や文字列の場合、意図しないエラーになることがある
- セルに「=」を入力しないと計算式として認識されない
関数との併用例
=SUM(A1:A5) + B1
→ 合計に追加計算=AVERAGE(C2:C6) * 1.2
→ 平均値を1.2倍
練習問題
次の7人の小計、税金、合計を求めてみましょう。
なお、小計(時給×時間)、税金(小計×税率10%)、合計(小計-税金)で求めてください。

解答
Excelでは、数式は「=(イコール)」から始めるのがポイント!
山田太郎さんの時給はセル(C3)、時間はセル(D3)にあるので、小計=C3*D3で求める。

山田太郎さんの小計7,200円が求められたので、続いて税金を求める。
山田太郎さんの小計はセル(E3)にあるが、税率の10%はセルに無いので税率は直接入力する。

山田太郎さんの小計から税金を引いて合計を求める。

最後にエクセルのオートフィルを使って、残り6人の小計、税金、合計を求める。

まとめ
四則演算は、Excelでの計算の出発点。関数やセル参照、かっこを活用すれば、あらゆる数値処理に対応できます。数式と関数の組み合わせで、Excelの計算力を最大限に引き出しましょう!