Excel関数入門:EOMONTH関数の使い方

月末日を自動で計算したいときに便利なのが EOMONTH(イー・オー・マンス)関数です。
日付を起点にして「当月末」や「○か月後の月末」を簡単に求めることができ、請求書・支払日・契約管理などに役立ちます。

この記事では、EOMONTH関数の基本的な使い方から、実務での活用例、関連関数との違いまでを分かりやすく解説します。


EOMONTH関数とは?

EOMONTH関数は、指定した日付を基準に、指定月数後の月末日を返す関数です。

書式

=EOMONTH(開始日, 月数)

引数の意味

  • 開始日:起点となる日付(セル参照やDATE関数など)
  • 月数:何か月後(または前)の月末を求めるか
    • 0:当月末
    • 1:翌月末
    • -1:前月末

基本的な使い方

例 1:2025年3月15日の当月末を求める

=EOMONTH(DATE(2025,3,15), 0) → 2025/3/31

例 2:翌月末を求める

=EOMONTH(TODAY(), 1)

→ 今日の翌月の月末日が返されます

例 3:6か月後の月末を取得

=EOMONTH(A1, 6)

→ A1に基準日が入っていれば、そこから6か月後の月末日を返す


よくある活用例

1. 請求書・支払日を月末指定で管理

=EOMONTH(請求日, 0)

→ 「当月末までに支払い」と表示したいとき

2. 契約終了日(開始日+nか月)を月末で管理

=EOMONTH(契約開始日, 12)

→ 1年後の月末を終了日に設定できる

3. 月末基準のシフト・スケジュール作成

→ すべての締め日・切替日を月末に統一できる


注意点

  • 日付の表示形式は「日付」に設定して見やすくする
  • 基準日が末日でなくても、正しく月末を返す
  • マイナス指定すれば過去の月末も取得できる

関連関数との違い

関数内容
EOMONTH月末日を返す
EDATE同日付の「nか月後の日付」を返す
TODAY現在の日付を返す(基準日に便利)
DATE年・月・日から日付を作成

まとめ

EOMONTH関数は、月末締めの処理を自動化する上で非常に便利な関数です。
請求書・契約書・支払管理など、月末が関わる業務では特に重宝されます。EDATE関数やDATE関数と組み合わせれば、より柔軟なスケジュール計算が可能になります!