Excel関数入門:OR関数の使い方

複数の条件のうち「1つでも満たしていればOK」という判定をしたいときに便利なのが OR関数 です。
AND関数と逆の考え方で、1つでも条件をクリアしていればTRUEを返します。

この記事では、OR関数の基本的な使い方から、IF関数との組み合わせ、AND関数との違いまでわかりやすく紹介します。


OR関数とは?

OR関数は、複数の条件の中で1つでもTRUE(真)があればTRUEを返す関数です。

書式

=OR(論理式1, 論理式2, ...)

引数の意味

  • 論理式1, 論理式2, …:判定したい条件を複数指定します

基本的な使い方

例 1:単体使用(70点未満または90点超)

=OR(A1<70, A1>90)

→ A1の値が70未満または90超ならTRUE、そうでなければFALSE

例 2:IF関数と組み合わせ

=IF(OR(B2<60, C2<60), "再試験", "合格")

→ 国語または数学が60点未満なら「再試験」


よくある活用例

1. 出勤または退勤時間がずれていたらアラート

=OR(A2>"09:00", B2<"17:00")

2. 曜日判定(月曜または金曜)

=OR(TEXT(A1,"ddd")="月", TEXT(A1,"ddd")="金")

→ A1の日付が月曜または金曜かどうかを判定

3. 商品が「在庫切れ」または「廃番」かどうかを判定

=OR(B2="在庫切れ", B2="廃番")

AND関数との違い

関数動作すべてTRUE → TRUE1つでもTRUE → TRUE
AND全条件が成立するか×
ORいずれかが成立するか×

注意点

  • TRUE/FALSEの論理値で結果が返る
  • 論理式がすべてFALSEなら、最終的にFALSEが返る
  • IF関数との組み合わせが定番の使い方

まとめ

OR関数は、「複数条件のうち1つでも当てはまればOK」という判定に最適な関数です。IF関数や条件付き書式と組み合わせて、柔軟な条件管理ができます。AND関数との違いを理解して、状況に応じて的確に使い分けましょう!