Excelで数値の小数点以下を処理したいときに便利なのが、ROUND関数です。この記事では、次の3つの関数についてわかりやすく解説します。
- ROUND関数(四捨五入)
- ROUNDUP関数(切り上げ)
- ROUNDDOWN関数(切り捨て)
1. ROUND関数(四捨五入)
書式
=ROUND(数値, 桁数)
説明
指定した桁数で数値を四捨五入します。(5以上のときは切り上げ、4以下のときは切り捨て)
使用例
=ROUND(3.14, 0) → 3
=ROUND(3.5, 0) → 4
=ROUND(1234.567, -2) → 1200
- 正の桁数 → 小数点以下の桁数
- 0 → 小数点以下を四捨五入して整数に
- 負の桁数 → 小数点より左側(10の位、100の位など)を四捨五入
2. ROUNDUP関数(切り上げ)
書式
=ROUNDUP(数値, 桁数)
説明
指定した桁数で常に切り上げて丸めます。
使用例
=ROUNDUP(3.14159, 2) → 3.15
=ROUNDUP(1234.111, -2) → 1300
切り上げは、正の数でも負の数でも絶対値を大きくする方向で行われます。
3. ROUNDDOWN関数(切り捨て)
書式
=ROUNDDOWN(数値, 桁数)
説明
指定した桁数で常に切り捨てて丸めます。
使用例
=ROUNDDOWN(3.14159, 2) → 3.14
=ROUNDDOWN(1234.999, -2) → 1200
切り捨ては、正の数でも負の数でも絶対値を小さくする方向で行われます。
使い分けのポイント
関数 | 処理方法 | 例(3.567, 桁数=2) | 結果 |
---|---|---|---|
ROUND | 四捨五入 | =ROUND(3.567, 2) | 3.57 |
ROUNDUP | 切り上げ | =ROUNDUP(3.567, 2) | 3.57 |
ROUNDDOWN | 切り捨て | =ROUNDDOWN(3.567, 2) | 3.56 |
まとめ
- ROUND関数 → 最も一般的な丸め(四捨五入)
- ROUNDUP関数 → 常に切り上げたいとき
- ROUNDDOWN関数 → 常に切り捨てたいとき
金額の処理、表示用の数値整形、数量の計算など、さまざまなシーンで使える便利な関数です。目的に合わせて使い分けてみましょう!